道中記
ラスベガス・グランドキャニオン・モニュメントバレー
5日目
 いよいよラスベガスとお別れの日、朝6時半に迎えに来た旅行代理店のバスに乗って空港へ。
 手荷物検査は、前回のことがあるのでパソコンを取り出して、単体でトンネルに流すことにより問題なく通過する。
 空港からは先ほどまで宿泊していたストラストフィアタワーが見える。
          
 帰りも至極順調、乗り換えのサンフランシスコ空港で昨夜儲けた$200を使ってウィスキー、チョコレートなどを購入する。
 定刻より少し送れて関西空港に到着する。
 帰路は「はるか」に乗る。
 旅行を終えて
◎過去の米国旅行はすべて自分で手配をしたが、今回は旅行券を使用ということもあって、往復とホテルは大手旅行代理店のパック旅行を利用した。
 全てを自分で行う場合よりも金額は高いのではないかと思われるが、そのかわり気が楽であった。
 添乗員付きの旅行ではないが、乗り継ぎ点に日本人のいること、空港からホテルまでの足の確保、ホテルの手続きなどは当然のことであるが、飛行機の遅延、欠航等のアクシデントに対する安心がある。現に私たちが訪れた前日には、サンフランシスコ空港が悪天候でダイヤが乱れ、ラスベガス行きの飛行機に接続できず、その後も満席で乗れないために、サンフランシスコで世話をする係が大奮闘をして、やっとの思いで旅行者をラスベガスまで届けたと聞いた。
 パックツアーではこのような場合に安心だと思う。
◎そのかわり現地でのツアーは、代理店を離れてもっと広い範囲から選択すべきであろう。今回私たちの現地でのツアーのうち、当日現地で申しこんだイルミネーションツアー以外は、この代理店では扱っていない。それは危険が伴うとか、確実性がない(グランドキャニオン−モニュメントバレー間は欠航が多いらしい)という理由があるからのようだ。
 確実性といえば、ラスベガス市内での移動についても、現地の添乗員から「バスは停留所を告げないので、乗らないほうがよい。」「流しのタクシーは危険なのでホテルの決められた場所以外では乗らない方がよい。」といわれました。これはアクシデントを避けようとの配慮からだと思われる。しかし、私たちは逆らったわけではなかったが、全部やってしまった。
◎現地の情報は「ラスベガス大全」が非常に役に立った。
 自分達で滞在中の行動を決めるためには、情報の事前収集が必要である。ラスベガス大全には様々な情報は一通り網羅されており、ツアーの取次ぎもしてくれるので、私たちはここで予約を行った。
 問い合わせに対しても返事が早く、旅行前にメールでチップに関する質問を行った際に、すぐに教えてもらえた。
 また、現地についてからでも「日本語で見ることができるインターネットカフェは?」という質問に関しても親切に教えてもらった。
 この場を借りてお礼申し上げます。
◎派手な人工物の地ラスベガスと、大自然のグランドキャニオン、モニュメントバレーを旅して改めてアメリカと言う国の大きさ、多様性を実感した。その中でモコちゃんと過ごした非日常的な5日間は、生涯の思い出となると共に、これからのふたりの生活にも良い影響を与えるのではないかと思われる。
◎最後に、この旅行が実現できたのは、今日の経済状況にも関わらず、永年勤続者表彰制度を実行している私の勤務先のお陰であり、ここに感謝いたします。